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不意打ち |
―――次の瞬間! 君めがけてクロスボウの太矢が飛んできた! 対応が間に合わないっ―――! *射撃攻撃が命中しかかっています!能動防御は行えません!あなたが「戦闘即応」の特徴を持っているか、透明な存在が見えるような呪文や能力を常時維持していた場合のみ、-4のペナルティを受けて「よけ」か「とめ」が可能です。 なお、常時<矢よけ>などを維持しているのであれば、自動的に回避に成功します。受動防御による回避も有効です。 この射撃が命中すると「刺し/2D」のダメージを負います(防護点は有効)。これにより生命力が0以下になった場合、1回だけ意識維持判定を行うこと。気絶しなかった場合は、シーンを読み進める事が可能です。 気絶した場合は、この戦闘自体に負けた事になります。再戦したい場合は、聴覚判定の場面からやり直すこと。 |
一瞬だが、発射地点に誰かを見た気がする。 …あるいは、君の脳が気配から勝手に創造した幻視だろうか? シャストアのマントをはためかせた黒髪のそこそこ美女――― この気配は、間違いなくエフォメラ本人だ! |
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<代行者>エフォメラ 「最後の試練よ――― 私を倒せば、あなたは家路に帰りつける。 物語を盛り上げるための犠牲役を免れ、 フィナーレを飾るのに相応しい主演俳優は、 一人しか選ばれないのよ。 あなたと私。 どちらがその役に相応しいのか――― 今、この場ではっきりさせましょう!」 突然、空中からクロスボウが現れて、カランカランと乾いた音を立てて地面に転がった。どうやら彼女はクロスボウを捨てて、白兵武器に持ち替えたらしい。 …彼女が誰かに操られているとか、そういった気配はない。 今まで見せていた、おやつをもぐもぐするだけのお気楽娘な彼女と、目の前にいる冷酷な殺し屋としての彼女。おそらくどちらも、彼女の人生で培われたペルソナ(人格)なのだろう。 彼女が放つ殺意が、君に迫ってくる――― |
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[〈代行者〉エフォメラ (シャストア特務儀仗兵)] 体力:9 敏捷力:13 知力:13 生命力:8 移動力:5 能動防御:よけ4/うけ8/止め6 受動防御/防護点:4/4(皮鎧+マント) 体重:57kg 大きさ:1へクス 攻撃/槍(長さ1-2):技能レベル16/刺し1D+2 攻撃/マント(長さ1):技能レベル12/切り1D-1 呪文:透明25、悪臭15(魔化アイテム/準備1秒、基本消費1) 特殊:意志の強さ3レベル、暗闇戦闘12 イニシアチブは自動的にPC先行とする。 「〈代行者〉エフォメラ」(以下、エフォメラと略す)は、《透明》の呪文を常時維持しているため、あなたが透明な存在を見る呪文や能力を維持していない限り、常に以下の行動制限を受ける。 *あなたはターン冒頭に必ず「聴覚(知力+鋭敏感覚)-2」判定を行う。 判定に成功した場合、エフォメラがいそうなヘクスを特定できる。白兵攻撃を行う場合、-6修正を受けて実行可能。通常呪文をかける場合は-5修正でかけることが可能。範囲呪文の場合はペナルティなし。 また、エフォメラからの白兵攻撃に対しては、-4修正で能動防御が行える。 判定に失敗した場合、位置が特定できない。あてずっぽうで白兵攻撃する事はできるが、命中に-10のペナルティがある。通常および範囲呪文は、そもそもかける事はできない。 また、エフォメラからの白兵攻撃に対しては、一切の能動防御ができない(受動防御のみ)。そのため、位置を特定できなかったターンは全力攻撃してしまった方がいいだろう。 [エフォメラの攻撃] ●常に、スピア両手持ちで「通常攻撃」を行う。あなたが転倒するなどして、確実に次のターンに反撃が来ない場合のみ、「全力攻撃(2回攻撃)」を行う。 ●あなたがエフォメラの位置を完全把握している場合、エフォメラは「フェイント」を行い、2差以上で勝利した場合のみ、次のターンに「通常攻撃」を行う。1差以下の場合は「フェイント」を続行する。 ●スピアを落とした場合、1ターンかけて拾う。喪失した場合はシャストアのマントでの攻撃に切り替える。マントで全力攻撃を行う機会がある場合、「ダメージ+2」を選択する。 ●あなたが《物質障壁》などの引きこもり戦術を使う場合、魔化アイテムの《悪臭》15レベルを使って、障壁内部エリアに対して毒ガス散布を行う。 なお、《透明》の呪文一つを維持しているため、《悪臭》発動にも-1の修正を受ける。 [エフォメラの防御] ●白兵攻撃に対して「受け」(目標値12)→以降は「よけ」(目標値8)の順で行う。呪文に対する抵抗は「意志の強さ」の修正により、対応能力値+3で抵抗する。 ●あなたが《透明》などの不可視状態戦法をとる場合、エフォメラは〈暗闇戦闘〉技能(12レベル)で位置を特定できる。エフォメラが使ってくる透明戦術は、彼女自身には通用しないというわけだ。 [撃退条件] ●ダメージがマイナス生命力に達して生死判定に突入するか、何らかの原因で気絶した時点で撃退したと見なされる。 ―――なお、夢での出来事なので、やられても何度でも再戦する事をお勧めする。再戦したい場合、クロスボウでの奇襲を受けるところからやり直しとなる(以下の選択肢から戻る)。 この戦闘では、誰からも支援は受けられない。なので、勝てないようならゲームを終了させて、キャラクター作成からやり直した方が良いだろう。 |