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決闘 |
せっかく来てくれた者に対し、きっかけすら与えないというのはアンフェアではないか。 それに、あなたたちも良き人材を得るチャンスを、みすみす逃しているようにも見える。そりゃあ、目の前にいる大福餅みたいなへちゃむくれ(注:風の元素獣)が、素質を持ってるかどうかは微妙だが、そうやって理由をつけて何でもかんでもはじいてると、そもそも職場の未来を担う人材が集まらないのではないか。 それをストレートに口にしてみたところ、門番のイケメンは君の言葉に興味を抱いたようだ。 門番のウィザード 『―――なるほど。 あなたの言にも、確かに一理ありますね。 …では、こうしましょう。 あなたは見たところ、戦いを生業とする人のようだ。 そして私も、門番を名乗る以上、 戦いには相応の自信があります。 あなたは私と勝負して、 見事に私を打ち倒せば、 あなたとこの元素獣を職場にご案内しましょう。 ―――まさか、否とは言いませんよね?』 ここまで譲歩されて引き下がったのでは、君は戦士を名乗る資格などないだろう。君は頷き、武器を抜いて構えた。 |
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[ウィザードの枢機卿] 体力:8 敏捷力:12 知力:15 生命力:8 移動力:3(地上6) 能動防御:よけ8(地上6)/うけ-/止め- 受動防御/防護点:4/3(皮鎧+《盾》1レベル) 体重:57kg 大きさ:1へクス 攻撃/ー 呪文:集団誘眠25、完全障壁21 特殊:意志の強さ2レベル イニシアチブは移動力の高い側が先行。同じ場合はPC側の先行とする。 「ウィザードの枢機卿」(以下、枢機卿と略す)は、《韋駄天》《浮遊》《盾》《矢よけ》の4つの呪文を常時維持しており、移動力と「よけ」+1、飛行による「よけ」+2、《盾》による受動防御+1、《矢よけ》による射撃無効能力を最初から保持している。上記のデータには、既にこれらの修正を加えてある。 [枢機卿の攻撃] ●最初のターン冒頭に瞬間発動で自身の位置1ヘクスを指定した《完全障壁》を発動し、シールドを展開する(消費4点は疲労点で支払う)。これにより、あらゆる物理攻撃は枢機卿に届かなくなる(《物質障壁》の呪文と異なり、魔法武器でも障壁を貫通できない!)。 ●枢機卿は呪文以外の行動は一切行わず、枢機卿自身のターン行動は常に「全力防御」を選択(と言っても、「よけ」以外の防御がないので、実質立ち尽くしているだけ)。 ●2ターン目以降の枢機卿の行動は、ターン冒頭に瞬間発動で《集団誘眠》をあなたのいるヘクスに対して使用する(1ヘクスであれば、熟練によりコストゼロ)。あなたはこの抵抗に失敗すると、呪文の効果で眠ってしまうので、即座に敗北となる。 ●執行者は4つの呪文を維持しているため、呪文を使う際に-4修正を受ける。 ●あなたが《物質障壁》などによる引きこもり戦術をとる場合も、《集団誘眠》による強引な突破を試みる。 [枢機卿の防御] ●障壁を張る前であれば、白兵攻撃に対して「よけ」(目標値12)を行う。 障壁を張った後は、あらゆる白兵攻撃がはじかれてしまうため、あなたの白兵攻撃は防御するまでもなく効果がない。 ●呪文に対しては、障壁を張る前であれば「意思の強さ」の修正込みで対応能力値+2で抵抗を行う。 障壁展開後は、最初に《完全障壁》での抵抗が発生する(呪文同士の即決勝負。この場合、攻撃側の「16のルール」は無視される)。障壁を突破した場合、改めて枢機卿自身の抵抗を受ける(攻撃側の「16のルール」は適応される)。 ●《矢よけ》が常時有効なため、障壁の有無問わず射撃武器は当たらない。 ●枢機卿は疲労点ギリギリで運用しているため、何があろうと自分から障壁を出ることはない。 [撃退条件] ●HPが生命力ゼロ以下となって意識維持判定に突入すると、気絶する/しないに関わらずあっさりと降伏する(撃退扱い。また、何らかの原因で気絶した場合も、撃退したとみなされる。 ―――なお、夢での出来事なので、やられても何度でも再戦する事をお勧めする。エフォメラに救援要請する場合は、いつでも下の「救援要請」を選べる。ただし救援要請をした場合、戦闘は最初から「仕切り直し」となる。 |