____________________________________ | |
意識高い系 |
エフォメラ 「―――ええええ!? で、でもさ? この夢から脱出するには、 北にいるラスボスを倒さないといけないんだよ? でもって、そいつを倒すには、 あの子の笑顔を取り戻さないといけないわけ。 いきなりラスボスに行っても、 無理だと思うけどなぁ…? 350cpで作られた大ボスだよ??」 …何やらメタい情報を飛ばしてくるシャストア娘である。 エフォメラ 「省略したいんだろうけど一応、 あの子の境遇も聞いてくれる? あの子は、翼人の召喚士に召喚された元素獣なの。 「サルヴィード」っていう種類の風の元素獣で、 主に荷物の運搬のために使役される存在なのよね。」 |
![]() |
エフォメラ 「普通のサルヴィードの知性は家畜並みしかないんだけど、 あの子は特殊な個体で、 高い知性をもって生まれた存在だったみたい。 でもその知性のせいで、 過酷な労働条件に反発して、 主人から見放されてしまったみたいなの。」 そういえば人語のようなものをしゃべっていたので、特異な個体であることは間違いないだろう。そして、なまじ知性があると自分の境遇にあれこれ不満を持つものだ。 単純労働に従事させる労働者に知性など必要ない。努力しても芽が出ない無能、あるいは文句ばかり垂れて使えないヤツは、とっとと死ねばいいのに。…と、君は思うのだが。 エフォメラ 「今のあの子は、人間社会に混じって生活してるけど、 結局、過酷な労働でしか雇ってもらえなくて、 もう人生を諦めてるみたい 私としては、 それを救ってあげたいわけ。 そのために、あなたの力を借りたいの。 どうしても、ダメ…?」 どうやら君は、ダメ元素獣の介護を担わされる予定だったらしい。そんな使えないヤツの尻拭いなどまっぴらごめん…と言いたいところだが。…350cpのボスはさすがにキツイか? エフォメラ 「あなたに、これをあげる。 ボスへ直行するにせよ、 あの子の笑顔を取り戻すのにせよ、 必要なものだから…大事にしてね?」 何やら赤い硬貨を10枚渡された。リアド大陸で使われているムーナ貨幣ではなく、真ん中には「^-^」の印だけが描かれている。…何かのお守りだろうか? |
![]() |
(ニコニコ・コインを10枚取得しました。冒険中および冒険後に必要となるので、どこかに記録しておいて下さい。) エフォメラ 「あの子の心に希望の光が灯れば、 北に存在する最後のボスを弱体化させ、 この夢から脱出するのも容易になるわ。 でも、あなたが敢えて決戦に直行するというなら、 その意志は尊重するよ。 気が変わって、 あの子を助けてくれるっていうんなら、 西の鉱山から順に、南、東へと回るルートが早いと思う。 どうする?」 |